岩波新書『ヘイト・スピーチとは何か』(師岡康子さん)出版記念シンポジウムのお知らせ [人権]
私達の事務所は、全ての人が、その人らしく生きられることをサポートしたいと願っています。
そのために、人種・国籍・性別など様々な人の属性によって、人が差別されることに反対します。
当然、他者の属性を理由に、いわれなき攻撃をしかけるヘイトスピーチにも反対をします。
(過去記事:ヘイトスピーチは聞きたくない!〜京都地裁判決
http://josei-kyodo.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02)
もちろん、表現の自由は何よりも重要な基本的人権であると考えており、その擁護に務めていきたいと思っています。秘密保護法にも反対です。
他方で、表現の自由をたてにとれば、どのようにでも他者を貶めてよいとは考えていません。
表現の自由とヘイトスピーチの関係については、ここで私が到らない説明をするよりも、ぜひ師岡康子さんの執筆による、岩波新書『ヘイト・スピーチとは何か』をご一読いただければ!と思います。
ヘイト・スピーチに関する法規制の在り方について、国際的な現状をふまえた丁寧な検証がなされています。
誰もが、いわれなく誹謗中傷を受けることのない気持ちのよい社会となっていくように、
1人1人が、こうした差別に反対の意思表示をし、あるいは、
同調をせずに、日々を送っていきたいですね。
***ご案内*******************************
出版記念シンポジウムが開催されます。
開催場所は東京・大阪〔詳細は今後〕となりますが、ぜひご案内させてください。
*************************************
1、岩波新書「ヘイト・スピーチとは何か」出版記念シンポジウム
2013年流行語大賞のベスト・テンに入った「ヘイトスピーチ」
――しかしこの言葉は、一過性の流行物で済ませられるような
ものではありません。
ヘイト・スピーチはマイノリティの尊厳を否定し、歴史的に
ジェノサイドや戦争を引き起こしてきた、「差別煽動」と訳す
べき言葉の暴力である、とこの著書は訴えています。
この出版記念シンポジウムは、著者・師岡康子さんからのメッ
セージにある「表現の自由か法規制かという100かゼロかの議論
から、日本社会が差別とどう向き合い、差別をなくすために何を
すべきか、どのような法制度を作るべきかという具体的な検討に
踏み出す」ことを目的としています。
差別撤廃に向けての私たちの共同課題とその実現のプロセスを、
ぜひ多くの方とともに考えていきたいです。
日時:2014年 2月 1日(土) 午後 2時~ 5時
場所:岩波セミナールーム(岩波書店アネックスビル3階)
(東京都千代田区神田神保町2-3)
http://www.i-bookcenter.com/shopinfo.html
参加費:500円※ 新刊本をお求めの方は、上記会場で割引価格で販売します。
主催:「ヘイト・スピーチとは何か」出版記念シンポジウム実行委員会
パネリスト
田中 宏(一橋大学名誉教授、のりこえネット共同代表)
前田 朗(東京造形大学教授、のりこえネット共同代表)
金 哲 敏(弁護士、外国人人権法連絡会運営委員)
師岡康子(弁護士、外国人人権法連絡会運営委員)
司会 佐藤信行(在日韓国人問題研究所)
※事前予約が必要です。お名前と連絡先をご記入の上、下記にメールかFAX
でお申込みください。(先着60人)
《申込先》コリアNGOセンター東 京事務所
tokyo(a)korea-ngo.org ※ (a)を@に変えてお送りください。
FAX 03-6457-6155
なお、大阪でも別途2月23日(日)午後6時15分からクレオ大阪中央にて出版記念関係の催しが開催される予定です。詳細はまだ未定ですので、決まりましたら、またお知らせします。
2、ヘイト・スピーチ関連文献情報
エリック・ブライシュ著・明戸隆浩他訳「ヘイトスピーチ 表現の自由はどこまで認められるか」
http://www.akashi.co.jp/book/b165564.html
中村一成著「ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件 ヘイトクライムに抗して」
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0259640/top.html
前田朗編著「なぜ、いまヘイト・スピーチなのか」三一書房
http://31shobo.com/2013/08/13/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%81%84%E3%81%BE%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B/
(弁護士 郷田真樹)
そのために、人種・国籍・性別など様々な人の属性によって、人が差別されることに反対します。
当然、他者の属性を理由に、いわれなき攻撃をしかけるヘイトスピーチにも反対をします。
(過去記事:ヘイトスピーチは聞きたくない!〜京都地裁判決
http://josei-kyodo.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02)
もちろん、表現の自由は何よりも重要な基本的人権であると考えており、その擁護に務めていきたいと思っています。秘密保護法にも反対です。
他方で、表現の自由をたてにとれば、どのようにでも他者を貶めてよいとは考えていません。
表現の自由とヘイトスピーチの関係については、ここで私が到らない説明をするよりも、ぜひ師岡康子さんの執筆による、岩波新書『ヘイト・スピーチとは何か』をご一読いただければ!と思います。
ヘイト・スピーチに関する法規制の在り方について、国際的な現状をふまえた丁寧な検証がなされています。
誰もが、いわれなく誹謗中傷を受けることのない気持ちのよい社会となっていくように、
1人1人が、こうした差別に反対の意思表示をし、あるいは、
同調をせずに、日々を送っていきたいですね。
***ご案内*******************************
出版記念シンポジウムが開催されます。
開催場所は東京・大阪〔詳細は今後〕となりますが、ぜひご案内させてください。
*************************************
1、岩波新書「ヘイト・スピーチとは何か」出版記念シンポジウム
2013年流行語大賞のベスト・テンに入った「ヘイトスピーチ」
――しかしこの言葉は、一過性の流行物で済ませられるような
ものではありません。
ヘイト・スピーチはマイノリティの尊厳を否定し、歴史的に
ジェノサイドや戦争を引き起こしてきた、「差別煽動」と訳す
べき言葉の暴力である、とこの著書は訴えています。
この出版記念シンポジウムは、著者・師岡康子さんからのメッ
セージにある「表現の自由か法規制かという100かゼロかの議論
から、日本社会が差別とどう向き合い、差別をなくすために何を
すべきか、どのような法制度を作るべきかという具体的な検討に
踏み出す」ことを目的としています。
差別撤廃に向けての私たちの共同課題とその実現のプロセスを、
ぜひ多くの方とともに考えていきたいです。
日時:2014年 2月 1日(土) 午後 2時~ 5時
場所:岩波セミナールーム(岩波書店アネックスビル3階)
(東京都千代田区神田神保町2-3)
http://www.i-bookcenter.com/shopinfo.html
参加費:500円※ 新刊本をお求めの方は、上記会場で割引価格で販売します。
主催:「ヘイト・スピーチとは何か」出版記念シンポジウム実行委員会
パネリスト
田中 宏(一橋大学名誉教授、のりこえネット共同代表)
前田 朗(東京造形大学教授、のりこえネット共同代表)
金 哲 敏(弁護士、外国人人権法連絡会運営委員)
師岡康子(弁護士、外国人人権法連絡会運営委員)
司会 佐藤信行(在日韓国人問題研究所)
※事前予約が必要です。お名前と連絡先をご記入の上、下記にメールかFAX
でお申込みください。(先着60人)
《申込先》コリアNGOセンター東 京事務所
tokyo(a)korea-ngo.org ※ (a)を@に変えてお送りください。
FAX 03-6457-6155
なお、大阪でも別途2月23日(日)午後6時15分からクレオ大阪中央にて出版記念関係の催しが開催される予定です。詳細はまだ未定ですので、決まりましたら、またお知らせします。
2、ヘイト・スピーチ関連文献情報
エリック・ブライシュ著・明戸隆浩他訳「ヘイトスピーチ 表現の自由はどこまで認められるか」
http://www.akashi.co.jp/book/b165564.html
中村一成著「ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件 ヘイトクライムに抗して」
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0259640/top.html
前田朗編著「なぜ、いまヘイト・スピーチなのか」三一書房
http://31shobo.com/2013/08/13/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%81%84%E3%81%BE%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B/
(弁護士 郷田真樹)
2014-01-21 14:16
nice!(0)