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婚活・離活報告書 [日常]

 皆様,こんにちは。弁護士のPapagenaです。
 私は,いわゆる結婚適齢期で,素敵なパートナーとのご縁を祈っているところです。そんな私が,多くの離婚相談をいただく中で感じたこと(価値観の変化)を,ご報告したいと思います。

 私が多くの離婚相談を通して感じたのは,「100組の幸せなカップルがいれば,100通りの幸せのカタチがあるだろう。しかし,100組の不幸せなカップルがいても,不幸せのカタチは数通りなのではないか。」ということでした。

 参考までに,家庭裁判所に備え付けてある夫婦関係調停申立書のひな形には,「申立ての動機」という欄があり,夫婦関係が不和となった原因に○を付けることになっています。この欄には,①性格が合わない,②異性関係,③暴力をふるう,④酒を飲み過ぎる,⑤性的不調和,⑥浪費する,⑦異常性格,⑧病気,⑨精神的に虐待する,⑩家庭をすててかえりみない,⑪家族と折合いが悪い,⑫同居に応じない,⑬生活費を渡さない,という13通りの原因が記載されています。

 私は,当事務所の研修を受ける前,理想のパートナー像として,「知的な人がいいな,穏やかな人がいいな,記念日にピンクのバラの花束をプレゼントしてくれる人がいいな,新婚旅行でイギリスの湖水地方に連れて行ってくれる人がいいな。」などと夢見ておりました。しかし,私は,多くの離婚相談をいただく中で,価値観が大きく変化しました。

 私は,「パートナーに不満を感じることがあったとしても,①〜⑬に当てはまらないのであれば,個性の範囲内であり,お互い様なのだ。最も大切なのは,2人が逆境に陥ったとき,パートナーが苦難を乗り越えようとする向上心を持っているかどうか,そして,自分がこの人と一緒に居られるのであれば苦労しても構わないと思えるかどうかなのだ。」と思うようになりました。

 どうか,皆様にも,家族・恋人・友人・地域の方々・恩師・同僚などとの素敵なご縁がありますように。そして,運命の黒い糸に絡まってしまった方は,お気軽に当事務所にお越し下さい。

Papagena
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