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平和のための絵本読み聞かせ会 [福岡女性九条の会]

福岡女性九条の会は、3月20日(日)天神中央公園にて「平和のための絵本読み聞かせ」会を開きました。
前日まで雨が降っていましたが、当日は爽やかな青空が広がりました。

定番の名作絵本(ぐりとぐら、スーホの白い馬など)から入り、
・「へいわってどんなこと」(浜田桂子、童心社)
・「タケノコごはん」(大島渚・文、伊藤秀男・絵)
・「新・戦争のつくりかた」(りぼんぷろじぇくと・著 井上ヤスミチ・絵)
・「わたしの『やめて』(自由と平和のための京大有志の会・著、 塚本やすし・絵)
など、数冊を読みました。

読み聞かせ中の絵本の世界にどっぷり浸る子、他の絵本を触ったりめくったりする子、遊びながら時々絵本を見にくる子。
ヨチヨチ歩きの小さなお子さんから小学校高学年のお子さんまで、それぞれが自由にリラックスして思い思いの時間を過ごしているようで微笑ましかったです。
また、途中で足を止めて声をかけてくださった方や、参加してくださった親子が何組かおられました。

次回は、4月23日(土)1時30分より、天神中央公園にて行います(雨天中止)。
みなさま、お気軽にどうぞお立ち寄りくださいませ♫

柏熊志薫


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古今亭菊千代さんの、勇気が出て心温まるお話 [福岡女性九条の会]

去る10月5日、福岡女性九条の会の第11回集会として、落語家の古今亭菊千代さんをお招きして、落語とお話の会を開催しましたが、おかげさまで、今年も盛況に終えることができました!

古今亭菊千代さんは、女性初の真打になり、20年。
男性社会だった落語界にあって、しなやかに、かつ、たくましく風穴を開けてこられました。
菊千代さんは、手話落語や朝鮮語の落語にも取り組んでおられます。
朝鮮語の落語を始めたきっかけは、ピースボートとの出会いから。
北朝鮮を訪問する縁があり、そこで暮らす、私達と変わらない、人情に厚い人たちに触れ、落語を披露して交流したいけど、その面白さは通訳では伝わらない、と、朝鮮語での披露を約束し、翌年には約束を果たしました。
国と国には国交がなくても、人と人の付き合いを深めますが、日本で、北朝鮮について報道される時は、対立が深まった時だけ、暗いイメージで語られることに胸を痛め、当たり前だけど忘れられがちな、そこに住む人達が、「国家」とイコールでないことを伝えるよう心掛けておられます。
国交のない国の人達とはいつ会えるか分からないと、別れる時の切なさや、交流のバスの中で、北朝鮮の人達が「翼を下さい」の歌を気に入って何度も合唱したこと、そしてそのことの意味の重みを実感させられたこと、などに触れ、そうした経験を重ねる中で、それまで、「芸人は政治に首を突っ込むな」との戒めや無言の空気もあり、政治に関心をもってこなかったけれど、「政治って、自分の生活そのものだ。とても大事なものだ」と気づいて行動するようになった、といいます。
菊千代さんは、世界を見る中で、憲法9条の素晴らしさに気づき、それなのに大切にされていないことに危機感をもって、憲法9条の9の字を染め抜いた紋付をまとうようになりました。
初対面で、「政治の話、憲法の話、できる相手かな?」と恐る恐る探りながら…というプロセスがもったいないから、自分から表明する。受け入れてくれない相手を恐れず、受け入れてくれる人を見つけ出して、意気投合したいし、無関心だった人の関心を向けたい、と。
押しも押されぬ師匠、怖いものがないからできる…というのでは、決して、なくて、むしろ、落語界・芸の世界は、伝統や人の評判が大きく左右する世界。憲法や平和を語ることは、とても勇気のいる行動です。実際、北朝鮮との交流がバッシングされた時期もあったといいます。
かくいう私も、弁護士として話す場でなら、憲法・平和の旗色をハッキリできますが、地域や子どものつながりでは、相手を選んで、探り探り…。

菊千代さんが、紹介していた、「はちどりの一滴」というお話があります。山火事の時、たくさんの動物が逃げる中で、はちどりが水を汲んでは火にかけている、「そんな無駄なことを」という動物に、はちどりは「私は私ができることをしています」と答える、というものです。

菊千代さんの思いを象徴するようで、私も、ちょっと面倒とか、ちょっと勇気がいる時に、頭で考えて、「どうせ」「私一人くらいがやっても」という言い訳で、大事なことを通り過ぎてしまうことがないように、心していかなくちゃと、刺激と勇気をもらいました。
平和って、努力し続けないと続かないものですからね…。
菊千代さん、ありがとうございました。

会場では、9月に出版されたばかりの、菊千代さんの子供向け落語の本
「体験! 子ども寄席」
を販売しました。
これが、落語も面白いですし、愛すべき落語の世界の住民たちの暮らしが分かるトリビアが盛りだくさんで、楽しい本です!ご自宅や、学級文庫などにお勧めです~。
余談ですが、我が家の子どもは、「面白すぎて死ぬー」と小学生っぽいことを言って、シャイなくせに音読してみせています。(演じている、と言ってやりたいけど、とてもいえない…)

そうそう、福岡女性九条の会では、11月2日(土)に茶話会を持ちます。
集会の資料に、自民党憲法改正草案の対比表を入れたのですが、茶話会では、「自民党が目指す家族と憲法」をテーマにおしゃべりしたいと思います。
2~4時、女性協同法律事務所にて、ぜひご参加ください。

相原わかば
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福岡女性九条の会集会  古今亭菊千代さんのお話と落語の会のご案内 [福岡女性九条の会]

とっても暑い日が続いていますね。
汗をかくのは嫌いでない私ですが、ここまで暑いと見事!という感じです。

さて、私達が大事にしている活動の1つ、福岡女性九条の会では、10月に古今亭菊千代さんをお招きして、お話と落語の会を予定しています。
今回、チラシができたので、この場を借りて、皆様にご案内します~。

10月5日(土)2時開演(開場1:30) 天神ビル 古今亭菊千代さん 「平和でなければ落語は笑ってもらえない」(お話と落語)  会場費1000円(大学生以下は無料) 託児あり(1週間前までに要予約)

古今亭菊千代さんは、女性初の真打ちになられた落語家さんで、それだけでもエネルギッシュ!という感じがしますが、韓国・朝鮮で世界初!のコリアン語の落語を披露したり、手話落語にとりくまれたりと幅広くご活躍され、さらに、憲法9条を写経のように書き写してメッセージをもらう「写9」プロジェクトを展開するなど、平和・女性・人権をテーマにした講演活動をされている方です。

今、憲法を変える動きが、じわじわと進められています。その狙いは9条。
国や政治家は、社会で問題が高まると安易に外国のせいにしたり、武力(や脅し)に依存したりしがち…というのが歴史が教えてくれることです。
また、私達の自身の中にも、問題をゆっくり掘り下げて考える前に、単純で見えやすいところに飛びついてしまいがちな弱さがあると思います。
憲法9条は、悲惨な戦争を経て、私達がたどりついた、国が安易な逃げや暴走に陥らないようにするための、私達が間違ってしまわないようにするための「大事な約束」です。

古今亭菊千代さんと憲法9条への想いを共にし、また落語で大いに笑いを共にする集まりに、ぜひぜひお越しください。

ご連絡・お問い合わせは、当事務所へ
 TEL 092‐751‐8222   FAX  092‐751‐8220
福岡女性九条の会はこちら→  http://www.f-josei9.org/

相原わかば

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怖い!「憲法改正草案」 [福岡女性九条の会]

福岡女性9条の会の茶話会で、今年4月27日に自民党が発表した「憲法改正草案」の学習会をしました。そして、その内容の怖さに驚きました。

環境権など耳障りのいい内容がちりばめられているものの、狙いは、はっきりと9条で、アメリカの要請に応えて「戦争ができる国」に変えること。
集団的自衛権という、現行憲法のもとでは決して認められない、「日本が攻撃されなくても同盟国等の『自衛』戦争に参加できる権利」を明確にしています。
個人の自由・権利を制限的なものとしてしか認めず、政権に都合の悪い集会・結社などを禁止できるのも、国民を統制して服従させ、戦争遂行への道を容易にするために他なりません。
そして、武力攻撃や地震等の非常時に、国会によらず閣議だけで法律を作れる「非常事態宣言」。軍事審判所は、軍人(!?)・公務員が対象ですが、「共犯」扱いをすれば民間人も対象になります。

さらに重要なのは、憲法改正の要件を実に簡単なものにしていること。当初は、一般受けする内容とセットで改正要件を変えた後、段階的に9条を変える意図が見え見えです。
2005年に発表された「新憲法草案」より、露骨に戦争への道へ進む内容が、堂々と発表されていることに恐怖を覚えました。

連休前のぼーっとしている時期で見落とした?(サンフランシスコ講和条約で主権回復した日にちなんだそうだ)、いや、新聞の見出しで見たような気がするけど、日常に追われて関心から離れてしまった、学習会がなければ忘れたままだった!と反省しきりです。

一体どれだけの人が、この内容を支持しているのでしょう。案外、多いのかもしれません。深く考えなければ、「義務も果たさず権利を主張するヤカラが多すぎる、世は自己責任だ。和をもって協力して国際競争を勝ち抜くのだ」という論理は、耳障りよく聞こえます。

子どもの頃、平和教育を受ける都度、怖さと共に疑問に思ったことがあります。「でも、そんなに嫌な戦争も、始めたのは自分たち日本で、多くの人が支持したから続いたんでしょう」。
大人になった私なら分かります。
政権は、自分自身を守るため、政治の難しさや失敗から国民の目をそらす材料を求める危険を常にもっています。そして、人々は、政治や経済の停滞などから生活に不満や不安があると、問題の本質を掘り下げて考える前に、分かり易い攻撃材料にとびつきがちです。外国の非を情緒的に訴えたり、ナショナリズムを煽ったり、政権と一部の人との相乗が働いて、そして多くの無関心や沈黙が後押しとなって働いて、戦争が始まるのだ、と。
国家いう本質の中に、そして私たち自身の中に、暴走してしまう危険があると思います。
そして、憲法は、そうした国家を縛って暴走を許さないことで、私たち国民に安心して暮らせるようにした約束です。私たちは政権を選ぶけれど、その政権によって傷つけられる恐れがある。憲法は、そうならないように政権を縛るものなのです。決して、国との関係で、個人の自由や権利を縛るものではない、そのことを多くの皆さんに知って欲しいと思います。

 そんな有意義な学習会をした、福岡女性9条の会ですが(8月22日の原田純子弁護士のブログでもご紹介してます)、「憲法9条を護りたい」という一点でつながる女性の会です。
会費などはありません。講演会や学習会をしていますが、「9条を護りたい人がここにこれだけいます!」というために、お名前だけの参加でもOKです。ぜひご参加下さい(http://www.f-josei9.org/index.html 当事務所が事務局をしております)。
また、来たる10月13日(土)にエコノミストの浜矩子さんの講演会「平和と正義が出会う時:大人のグローバル社会はいずこに」を予定していますので、こちらにもぜひご参加下さい。

相原わかば
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福岡女性9条の会第10会講演会のご案内 [福岡女性九条の会]

 今年も女性9条の会恒例の講演会の季節が近づいて来ました(福岡女性9条の会については、こちらの記事を参照)。
多彩なゲストに支えられ、成果を積み重ねて記念の10回目。今回はエコノミストの浜矩子さんをお迎えし、変動する世界経済のなかで揺らぐ平和についてお話していただきます。

 私自身は、以前、別の場所で浜先生の講演会に参加したことがあります。最初は、経済学者のお話ということで、「難しいんじゃないかな、経済の知識なんて全然ないけどついていけるだろうか。」と不安に思っていました。
 しかし、講演を聴いて、そんな不安は吹っ飛びました。浜先生は、言葉の名人!本当は難しい話をとても分かりやすく、キャッチーにお話してくださるのです。講演で、先生は、この10年間、自己責任=成果主義が叫ばれ、皆が孤独感・孤立感を深めてきたこと、けれども東日本大震災によって、本当はそうでないことが明らかになったこと、今後発展的・開放的な関係を築いていく必要があることなどを話してくださりました。
 そして、最後に、「僕富論」から「君富論」への転換を提案されていました。「国富論」というのは有名なアダム・スミスの主著ですが、それをもじって、「『僕(自分)が・・・ではなく、君(相手)が豊かになるためには、どのようにしたらいいか。』をお互いに考えよう。」ということです。とても素敵な提案だと思いました。

 その後、浜先生と少しだけお話する機会に恵まれたのですが、とっても明るくパワフルな女性!その中に、平和を愛する優しい心をお持ちであることが伝わってきました。実は、福岡女性9条の会は、会費が無料で活動は全てカンパで賄っております。そういうわけで、大きな声では言えませんが、講演会を開催するときも、大きな額の謝礼を出せるほどの財政力はありません。そんなことも率直に申し上げたところ、「女性9条の会なら飛んでいくわよ!」と笑い飛ばして下さいました。

 さて、今回の講演のタイトルは、「平和と正義が出会うとき:大人のグローバル社会はいずこに」です。
経済問題は、いつも戦争の火種でした。グローバル経済の中で生きる私たちが、平和のためにできることについて、考えたいと思います。

 講演日時は、10月13日(土) 14時〜16時(開場13時半)
 講演場所は、都久志会館(福岡市中央区天神4−8−10)
 参加費は、1,000円です。

 当事務所にて、前売券の販売を行っております。興味のある方は、是非スケジュールに入れて下さいね!詳しくは、福岡女性9条の会のホームページをご覧下さい。



弁護士 原田純子
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「非暴力」を貫きたい−2 [福岡女性九条の会]

さて、「非暴力」を貫きたい、第2回目です。

講演会の他にも、1〜2ヶ月に1回、「茶話会」を行って、
集会の準備や勉強会をしています。
勉強会といっても、決して堅苦しいものではありません。
土曜日の午後、お菓子やお茶をご一緒し、楽しく、真面目に語り合う会です。
たとえば、一昨年は、秋の講演会にゲストとしてお呼びした
富山妙子さんの絵画や作品集を集まったメンバーで見ながら、
富岡さんの人生やその中で考えてきたことなどについて語り合いました。
富山さんの満州での生活体験と関連して、メンバーの中の引き揚げ経験者の方が、
涙ながらに思いを語ったこともありました。

また、昨年は、東日本大震災とそれに続く原発事故を受け、
メンバーの中にいた物理学の専門家の方から、
原子力発電のしくみとその危険性についてお話してもらう回を設けました。
現在でこそ少し影を潜めてきているものの、事故当時は、
マスコミでも「安全キャンペーン」のオンパレードで、
原発の危険性について語る識者が、ほとんどテレビや新聞に登場しない
という時期がありました。
そんな中で、決して大人数ではない茶話会で専門家の方から直接お話を聞き、
その場で気軽に質問ができたことで、マスコミによって流されている情報が、
いかに偏ったものであるかを実感できた勉強会でした。

私たちは、このように、気軽に集まり憲法九条や平和への思いを語り合う、
そして年に1回は、外部の方にも向けて私たちの思いや活動をアピールする
という方法で、憲法九条を護る運動を続けています。

会の活動紹介でだいぶん長くなってしまいましたが、
私が弁護士として働く中で思うこと、それは、「暴力は絶対に許せない」
ということです。
当事務所には、夫・恋人から暴力を受けた女性、
会社の中でセクハラ・パワハラ(優越的な地位を利用した性的暴力
あるいは言葉や言動による暴力や嫌がらせですね。)を受けた方が
多く相談に来られます。
ご相談を受ける中で、いかに暴力が人を傷つけるか、
その尊厳や自信を奪うかを日々痛感します。
そして、「暴力という力で相手をねじ伏せる」という理不尽に対して、
憤りを感じる毎日です。

この「暴力という力で相手をねじ伏せる」最大のものが戦争だと思います。
ですから、私が日々弁護士として向き合う事件と戦争は、
決して無関係ではありません。

戦争は、人間の手、理性の力で止められる最大の人災です。
私たちは、「非暴力」という方法によって、誰も戦争に巻き込まれることのない、
安心して生活できる世界の実現を、今後も求めていきたいと考えています。
そして、そのために、「非暴力」の精神を貫く憲法九条を
何としても護らなければと思っているのです。

私たちの理念に共感していただける方は、是非、
福岡女性九条の会へご参加ください。入会費、年会費は無料です。
そして、平和が一番なのはもちろんだけどどうしていいのか分からない、
自分にできることなんてあるんだろうか、
そもそも憲法九条ってよく分からない・・・
そんな方も、是非一度、茶話会へお越しください。
私たちと、平和について語り合いましょう。

入会の資格は、「福岡に住んでいる女性であること、
憲法九条を護りたいという思いを持っていること」、これだけです。

これまでの活動の詳細は、ホームページに掲載しております。
また、入会申込書なども、ホームページからダウンロードできますので、
下記URLからご覧下さい。

http://www.f-josei9.org/index.html
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「非暴力」を貫きたい−1 [福岡女性九条の会]

当事務所では、「福岡女性九条の会」の事務局をしております。
この会は、憲法九条を改悪しようとする動きに危機感を感じていた
当事務所の代表弁護士辻本が、「このまま何もしないで九条が改悪
されたら死んでも死にきれない」と言い出したので、
当事務所で事務局を担う覚悟で、2006年、
「このままではいけない!私たちも何かしなければ!」と、
福岡県弁護士会所属の女性弁護士全員に呼びかけ、
その7割の女性弁護士に呼びかけ人になってもらって発足した会です。

福岡女性九条の会」入会の資格は、福岡に住んでいる女性で、
憲法九条を護りたいとの思いを持っていることだけです。
思想、宗教、支持政党、自衛隊についての考えなどは様々。
けれど、憲法九条を護りたい、日本を戦争をする国には二度と
したくないという思いだけは共通、そんな福岡の女性たちが集う会です。
現在、会員は400名を超え、多くの市民の方に参加いただいております。

「福岡女性九条の会で具体的に何をしているの?」、
「憲法九条を守るってどういうこと?」と
思われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は、私たちの活動や思い、そして私が弁護士として働く中で
憲法九条について思うことを簡単にお話したいと思います。

一番大きなイベントは、毎年秋に行う講演会です。
これまでに、瀬戸内寂聴さん、高遠菜穂子さんなどを講師としてお呼びして、
それぞれの立場から、憲法九条への熱い思いを語っていただきました。

昨年のゲストは、辛淑玉さん。
東日本大震災後、パニックの中ではマイノリティが叩かれるという
差別の実態を目の当たりにされ、何度も現地入りし、
支援活動を行ってこられたそうです。
そして、震災後の停電の中で、強姦などの被害にあった女性の
相談が多く寄せられていることなど、マスコミでは報道されていない
被災地での女性に対する暴力の実態も語ってくれました。
そして、「暴力によって物事を解決しようとすることが社会を暗くしている。
『非暴力』の覚悟が必要で、憲法九条をしっかり心に刻まなければならない。」と
最後を締めくくってくださいました。


長くなってきたので、続きは次回。

次回は、講演会以外の活動のご紹介と、私の弁護士としての活動と
憲法九条の会への思いなどを綴りたいと思います。
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