SSブログ

集団的自衛権にNO! 今、できることを [憲法]

集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に反対する第三弾です。
この国の形がかわってしまう、憲法で守ってきた平和が崩されてしまうと、不安と恐れを感じます。
1日の昼、福岡県弁護士会では、弁護士総出で、天神駅前にて、この危険性を訴え、代わるがわるマイクを握り、ビラを配りました。
当事務所からも山崎あづさ弁護士がマイクを握りました(そのシーンは撮影しそびれました)。
ビラはあっという間になくなってしまい、道行く人の関心の高さが感じられました。
140701街宣.JPG

誰だって、家族や大切な人を亡くしたら、なぜ?できることはなかったのか?と苦しむでしょう。大切な人を失うくらいなら、なりふり構わず何だってやったのに…、と。
想像してみて下さい。
バック・トゥー・ザ・フューチャーのように、未来の私が、大切な家族を亡くして、やっとの思いで、現在まで戻ってきたとしたら…。
今、国家が戦争に向かって暴走しないようにするための安全装置が、少しずつ外されているところなのです。でもこの時代では、まだ、自分の暮らしに関係する実感がなく、深刻な危険性は気づかれていなくて。不安に思う人も、政治の話題はしづらくて…。
未来から来た私は、この安全装置が外されていく動きを、絶対に止めてもらわないと困るんです!
そういうわけで、なりふり構わず、奮闘していきます!

戦争への流れは、始まったら止めることは容易でありません。
現に、昨年末、国民の大半の声を無視して特定秘密保護法が定められたのに続き、今回の閣議決定は、国民の代表(国会)による議論も経ずに、勝手に進められるのが止められませんでした。
今回のような国民の議論を聞こうとしないやり方は、「改憲反対」の立場だけでなく、「よく分からない」「変えた方がいい」という立場にとっても、同じく危険で、許されるべきではありません。

国が戦争を始めたら「そんなこと認めてないぞ」といっても、逃れることができません。
武器を持たされ、攻撃を受けます。生活が破壊されます。それがどういうことかは、TVで新聞でネットで…今なお世界で多く起きている紛争から、リアルタイムの映像で、私達は知っています。
私達は、今、国家がいかに簡単に戦争に走るか、どんなに突然平和が崩れるのか、歴史の例も学んでいるし、リアルタイムの出来事としても知っています。
現在の私達は、戦前の国民より、多くの情報に接することができ、何より、選挙権も言論の自由もあって、国をコントロールする力と制度を持っています。
「解釈改憲には反対」
「『政権さえとれば国民なんか無視』というヤツは絶対選挙で落とす!」
という声を届け続けましょう。

◎声を届けるには…◎
(デモや学習会の参加ができない時でも「ポチッ」で済む行動だけでも)
★官邸へのコメント送信(一言でもOK)
 https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

★各政党・政治家へのメール送信
 自民党  https://www.jimin.jp/voice/
 公明党  https://www.komei.or.jp/contact/

★「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会にネット署名する
 http://chn.ge/1bNX7Hb

★福岡女性九条の会に入会して、一緒に活動する
(入会だけでも歓迎!頭数だけでも意思表示になります、会費無料)
 http://www.f-josei9.org/
 福岡女性九条の会では、本年10月18日池田香代子さん
 (ドイツ語翻訳家、平和運動家)の講演会を予定しています(天神にて)。
 池田さんは、アウシュビッツのホロコーストを生き延びた精神科医・フランクルの『夜と霧』の翻訳者です。

相原わかば

日弁連 集団的自衛権リーフ-page1.png
日弁連 集団的自衛権リーフ-page2.png
日弁連 集団的自衛権リーフ-page3.png
日弁連 集団的自衛権リーフ-page4.png
nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。